住宅用
屋上・屋根・天井部位等
住宅の断熱で重要な天井部位の気密性・断熱性を高める効果があります。
壁面・窓枠部位等
断熱パネルの隙間を埋めることにより断熱パネルの性能を100%引き出します。また窓枠に充填することにより結露防止の効果があります。
基礎・床部位等
天井部位と並び住宅の断熱で重要な床下・基礎部分の気密性・断熱性を高める効果があります。
住宅設備関連等
住宅の断熱性・気密性を高めるためには、配管やダクトの貫通部分を埋め戻すことが重要です。これには1液性ウレタンフォームが最適です。
建築物・その他
浴槽の保温や流し台の結露防止、またその他の用途を紹介します。
1液性硬質ウレタンフォームについて
- 1液性硬質ウレタンフォームは1つの容器に主原料であるイソシアネート、ポリオール、発泡剤を含みます。
容器を良く振って吐出された原液は空気中の水分と反応して発泡・硬化します。 - 液吐出後、約2倍に発泡し、約10分後に表面が硬化、約1時間後に内部まで硬化します(表面硬化時間、内部硬化時間は商品により違いがあります。詳しくは〈性能表〉を参照ください)。
- 1回の注入・充填の厚みは50㎜×50㎜が最大です。それ以上の場合は、フォーム内部まで空気中の水分が浸透せず、発泡不良になる可能性があります。このような場合は、20〜30㎜角の注入・充填を何度かに分けて行ってください。この場合、下層部の内部硬化を確認した後に次の層の注入・充填を行ってください。
- また、極端に密閉された箇所への注入・充填も空気中の水分が行き届かず、発泡不良につながります。